この情報共有が利益につながる―経営課題に適した4つの実践アプローチ
07/26/2020 18:59:37, 本, リアルコム
によって リアルコム
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メディア掲載レビューほか この情報共有が利益につながる ナレッジ・マネジメント(KM)を推進中の企業、または一度失敗した企業に向けて、成功のための方法論を説く。ナレッジ・マネジメントは「社内の情報収集を中心とした時代」から、「社員の働き方を変革する人中心の時代」へ移行すべきと著者は主張する。「目的を問われて『情報の共有』と回答する企業はナレッジ・マネジメントに失敗する」。筆者は本書の冒頭でこう喝破する。情報を集めることが自己目的化して失敗する企業が後を絶たないのは、「情報共有を経営課題の解決や改善に役立てるという、一見当たり前の考え方が浸透していないため」と分析する。ある部門の革新を他部門に迅速に横展開するといった、いくつかの方法論を紹介する。東京三菱銀行、戸田建設、ららぽーと、日本ロシュなどの事例も紹介している。読み進めるうちに、単なる情報共有と、真のナレッジ・マネジメントの違いがはっきり分かってくる。考えを整理するのに役立つ一冊である。 (日経コンピュータ 2004/12/13 Copyright©2001 日経BP企画..All rights reserved.) -- 日経BP企画 内容紹介 ITありきの発想を捨てよ! なぜ情報共有を進めても経済効果(ROI)が出ないのか。経営課題から発想する「人中心」の情報共有が利益につながる。情報共有の専門コンサルタントが事例とともに、実践的アプローチを紹介する。 内容(「BOOK」データベースより) ナレッジマネジメントやグループウェアを導入しても、思うような成果に結びつかないのはなぜか。それは、自社の経営課題を明確にしないままITを導入するからである。情報共有の進め方は、企業が抱える課題ごとに異なる。あなたの会社はどのような課題を抱えているのだろうか。本書は、情報共有プロジェクトを成功させるために、経営課題に適した4つのアプローチを紹介する。 著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より) 吉田/健一 リアルコム株式会社取締役。一橋大学卒業。戦略系コンサルティングファーム、ブーズ・アレン・アンド・ハミルトンにおいて国内外の大手企業に対して戦略立案・企業変革のコンサルティングに従事。その後、リアルコムにてプロフェッショナルサービスグループのディレクターとして、ソニー、NEC、ニコン、丸紅など国内外の大手企業に対する情報共有・ナレッジマネジメントによる企業変革コンサルティングを手がける。主に、情報共有をベースにした全社BPR、企業組織変革を専門としている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
以下は、この情報共有が利益につながる―経営課題に適した4つの実践アプローチに関する最も有用なレビューの一部です。 この本を購入する/読むことを決定する前にこれを検討することができます。
これまで、情報とかナレッジというと、どうもフワフワした話で手をつける気がなかなかしないものでしたが、友人の紹介でこの本を読んでみて、具体的な進め方がイメージできるものだった。要は、「経営課題」が問題なのだ。「情報共有をしなければならない」といった情報共有が目的化するのではなく「経営課題を解決するために」情報共有を手段として実践するのだ。当たり前なことだが、すぐに見落としてしまうこと。目から鱗でした...
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