アーカイブスセレクション(32) ディーゼル機関車 1950-70 2015年 08 月号 [雑誌]: 鉄道ピクトリアル 別冊本無料ダウンロードpdf

アーカイブスセレクション(32) ディーゼル機関車 1950-70 2015年 08 月号 [雑誌]: 鉄道ピクトリアル 別冊

09/18/2020 09:58:11, , 鉄道図書刊行会

によって 鉄道図書刊行会
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商品の説明新宿駅に併用軌道で緑色の旧形車が出入りしていた頃から、初の高性能車2000系の登 場、そして急速な輸送の伸びで地下新線・新宿地下駅開業とともに名車5000系のデビ ュー、高尾線開業までの京王の車両・施設の変化を追う。巻末には「読者短信」欄の 関連記事を収録。
アーカイブスセレクション(32) ディーゼル機関車 1950-70 2015年 08 月号 [雑誌]: 鉄道ピクトリアル 別冊を読んだ後、読者のコメントの下に見つけるでしょう。 参考までにご検討ください。
過去の「鉄道ピクトリアル」「電気車の科学」から秀逸な記事をジャンル別にまとめて復刻しているのが、鉄道ピクトリアルアーカイブス。32回めにして初めてディーゼル機関車(以下DL。)を取り上げる。題名の数字は年ではなくて年代なので1950(S25)年頃~1980(S55)年頃までの約30年間が対象期間となる。それでは目次から記事題名とその概要を。巻頭記事…これは今回の復刻にあたり、現在の視点でかかれた概要的記事群。・巻頭カラーグラフ「国鉄無煙化の旗手たち」・モノクログラフ「国鉄DL往年の活躍風景」「'50-'70年代DLカタログ」・「除雪用内燃機関車の歴史過程(澤内一晃)」写真類は、国鉄ではヘッドマークを掲げて35系客車の臨時急行を牽引するDD51やDE10の姿が、私鉄では北海道拓殖鉄道や留萌鉄道の大型除雪用DLが珍しい。借上げ機も多数押さえているが、カラフルさが特徴でもあるのに、時代的に仕方ないが写真がモノクロ中心なのは惜しい。ここからは昔の復刻記事。当時の、当然現在形で書かれた新車解説記事が多い。・「国鉄DL略史(石井幸孝、のちのJR九州初代社長)」「DLの現状と今後の計画(久保田博)」…どちらも当時の国鉄車両技術者による1962年12月の記事。前者は戦前からDD51の1号機登場の1962年までの国鉄DL史。後者はそれを受けて国鉄DLの現状と計画を解説。後者の末尾で12‰勾配で1000tもしくは10‰勾配で1200t牽引が目標の「DD51を母体とした新形の超強力(貨物)機を計画…(略)…粘着重量の増大の必要があるため、軸重可変のB-1-BのDD形とするかB-A-BのDE形とするか目下検討中で…(略)…来年度1両を試作する計画である。」と言っているのは興味深い。続いて各種新車解説記事。それぞれ設計や製造計画に携わった国鉄やメーカーの技術者が執筆する。当時の実情や彼らの思いが伝わってくるようだ。紹介される形式は古い順に、DD50(1953年の記事)、DD11(同'54年)、DF40(のちのDF91、同'56年)、DF50・DF90(同'57年)、DD14・DD15・DD51・DD20(同'62年)、DD53(同'65年)、DD54・DE10(同'66年)、DE15・DE11(同'68年)、DE50(同'70年)、DD16(同'72年)、DD16-300(同'79年)。特にDD50は編集部の試乗記なども含めて17頁もあって当時のDLへの期待の高さが伺える。トリは私鉄のDLで、「私設鉄道などにおけるDLの発達」「5大メーカーから見た戦後の私鉄・専用鉄道のDL」…土木工事用や工場内専用線もからめて国鉄系とまた異なった小型機中心の発達史とそのバラエティ。ディーゼル機関車ファンには貴重な資料集となる書籍。早めに入手した方が良いだろう。ただ、時期的にこの30年内にデビューしたはずの新幹線用DLは完全に素通りされているのは不思議である。なお、時を前後して国鉄F級ディーゼル機関車が発売されている。こちらは借り上げ機の比重が大きく、また新幹線用911形DLも取り上げており、併読を勧めたい。

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