Newton (ニュートン) 2011年 04月号 [雑誌]無料ダウンロードkindle

Newton (ニュートン) 2011年 04月号 [雑誌]

09/18/2020 22:35:15, ,

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内容紹介 「運命」を物理学で考える未来は決まっているか協力二間瀬敏史 ボールの行方も惑星の動きも,私たち各個人の運命さえもすべて決まっていると考える「決定論」。一方,未来は決まっていないと考える「非決定論」。物理学からの回答は? この雑誌について 科学の話題を面白くビジュアルに紹介
以下は、Newton (ニュートン) 2011年 04月号 [雑誌]に関する最も有用なレビューの一部です。 この本を購入する/読むことを決定する前にこれを検討することができます。
巻頭特集は、決定論vs非決定論。「ラプラスの悪魔」や「シュレディンガーの猫」の話を耳にしたことがある人は少なくないでしょう。大ヒットした「理性の限界」を思い出しました。少し方向性は違いますが、決定論の限界については「明日をどこまで計算できるか?」という本も面白いので、ついでに紹介しておきます。生と死の問題を考えたことが無い人は、まずいないでしょう。何しろ、みんないつかは死ぬのですから。でも、なぜそうなっているのでしょう?個体が死ぬことで便利な理由は何なのでしょう?第2特集の「死と不死のサイエンス」は、科学の側面からこの問題に迫ります。私たちの細胞1個あたりに含まれる DNAは1日数千個もの傷がついているとのこと。いずれにせよ、がん細胞のアポトーシスを妨げているIPAたんぱく質の活動を抑える薬は早くできて欲しいです。今月号のこれら2つの特集は、科学にそれほどなじみのない方には少しとっつきにくく思われるかもしれません。しかし共に、科学の限界や、生命の意味について考えをめぐらす時にも役に立つ基礎知識だといえます。NewtonらしくVisualなイラストを駆使してわかりやすく説明していますので、関心のある方にはこれを機会に一読をおすすめします。写真を駆使した特集として、「太陽系の名脇役」が見ごたえがあります。普段は惑星にばかり目が行きがちですが、特に太陽系に合計171個もあるという衛星の表情の多彩さには驚かされます。「ワームホール」については、理論だけで実際はSFに近い存在のように思っていた人は私以外にもいるのではないでしょうか。それを重力マイクロレンズ効果に似た方法で実際に見つけようとする試みが紹介されています。ワームホールの場合は、遠くの天体が元より暗く見える場合があるということが手がかりのようです。もし見つかれば、タイムマシンがただの夢物語とは言えなくなってくるかもしれません。ただし、どうやら江戸時代には行けないようです。身近な科学の話題で、「洗濯」と「カップ式自動販売機」は、地味に面白かったです。

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