異形の機械 シーエ10周年展 画集本無料ダウンロード

異形の機械 シーエ10周年展 画集

09/15/2020 10:37:07, , Deino

によって Deino
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内容紹介2019年3月14日からギャラリーエルシャダイにて開催される 「異形の機械 シーエ10周年展」(作・Deino)を記念した画集を発売いたします! シーエ誕生から10年、「ゼロマキナ」「脳仕掛けの楽園」のストーリー紹介や、シーエ画像の制作風景、ゼロマキナ ―架空蛹をシーエは撃てない―劇台本シナリオ『ロストバージンin the CM』など、ファン垂涎の内容でお届けいたします! 画集A4 P124 3,500円(税別) この商品は本個展のみの販売となり3月14日以降の発送になります。それ以降は一切再販の予定等はございませんのでご注意ください。著者について1984年9月25日生まれ。東京都在住。 武蔵野美術大学彫刻学科卒業後、ゲーム開発会社のグラフィッカーを経て独立。 現在3DCGを使いフリーのイラストレーターとして活動中。 モチーフは虫や骨を非常に好み、それらと人や機械を融合させた作品を多く制作。趣味で動画制作も。 制作した動画「細菌汚染」youtube上で700万再生しており、動画内登場オリジナルキャラクター「シーエ」が人気を博している。 シーエは現在、フィギュア化や漫画化、小説化、ゲームコラボ等様々な展開を見せている。
異形の機械 シーエ10周年展 画集を読んだ後、読者のコメントの下に見つけるでしょう。 参考までにご検討ください。
2019年3月15日をもって十周年を迎え、3DCGクリエイター「Deino」さんの活動史と言い換えてもほぼ差支えの無いだろう3DCGキャラクター「シーエ(Ca)」初の画集です。この価格帯の上、シーエについてご存じない方向けの販路を今後設けることはないと思うので、今回シーエについて私の口から説明することは割愛させていただきます。興味がある方はこの画集でも紹介されている『ゼロマキナ』、『かるしうむ!』などで予習いただければフルに楽しめると思いますので一考いただければ幸いです。内容としては、シーエの成り立ちや出演作品について、生みの親のDeinoさんのコメントを交えつつ振り返るのがひとつ。創作サイト上での相互交流が時代の先端となった十年を駆け抜けただけあり、おそらく初出の情報などはあまりありません。オープンソースの恩恵ですね。とは言え、制作者自身の言葉とまとめによって、シーエを再確認する上でわかりやすいものになっていると思うのでかなりお得だと思います。ただし「シーエ」一本に絞った分、「エムジ」や「アルビ」などの周辺キャラについてはあまり触れられていません。なんにせよ初期は「骸音シーエ」という形でVOALOIDのMVに出演し、派生キャラとして当初の知名度を高め、本来の「シーエ」として主演作品も得て今日に至るということで。出版社を介さず、画展と合わせて制作された、商業と自費出版の狭間を行くような装丁はそれを象徴しているようで興味深いです。そしてやはり画集ならば『ゼロマキナ』第十話までと『脳仕掛けの楽園』の全挿画をこの大判サイズで鑑賞することができるのがやはりウリでしょう。電子書籍やWEB上で見た後ですが、やはり印象が変わります。特に遠景や背景をじっくり観察できるのは大きいですね。ちなみに今更ながら注意ですがシーエはデザイン上、フナムシは常時頭についていますし、脳髄、内臓を配した画も数点存在しますが、ストレートにゴア、スプラッターを謳ったコンセプトではないのでご安心ください。また、本書籍の目玉のひとつとして『ゼロマキナ』で「あの時犠牲者が出なかったら?」という「IF」の元、平和な学園の一幕が書き下ろされています。個人的には理想的なドラマCDの台本だ!と、思いました。日常話の中でふざけ過ぎず、それでいてイキイキとキャラクターを動かしています。こういう路線も悪くないし、本編と並立できないのも納得なのが辛いですが、印象の幅を広げる意味でこういう遊びのある番外編を設けることに意義を感じましたね。で、最後に〆として。巻末に3DCGメイキング工程の紹介、続きこの書籍の版元となり、発売月に開催されている画廊「El Shaddai」の主催者である「竹安佐和記」氏の言葉が少々寄せられています。総じて、創作物としての「シーエ」と創作者としての「Deino」さん、その分かちがたい境界を意識させてもらえました。愛着と言えばいいのか、それとも分身と言えばいいのか、確かにそこに「いる」シーエの存在感を追体験できる、そんな素敵な画集だと思ったのですよ。

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