女ひとり中国辺境の旅 (ハヤカワ文庫NF)
07/10/2020 17:21:18, 本, クリスティナ ドッドウェル
によって クリスティナ ドッドウェル
3.7 5つ星のうち 2 人の読者
ファイルサイズ : 28.25 MB
内容（「BOOK」データベースより） 最小限の装備を背に、34歳のイギリス人女性がたったひとりで中国奥地にのりこんだ。新疆から寧夏、河北、チベット、甘粛そして雲南まで何千キロにも及ぶ広大な土地を、カヌーで激流を下り、ヒッチハイクし、ロバを馭し、ラクダにまたがって踏破する。息づまる雄大な自然にかこまれ、廃墟に漂う時間の淀みを味わいながら行く先に、待ちうけているのは身も凍る急流か?遊牧民の天幕での心温まるひとときか?未踏の地へとほとばしる想いにかりたてられ世界の辺境の地を探勝しつづける、パワフルで好奇心旺盛な女性がつづった心ときめく旅行記。
ファイル名 : 女ひとり中国辺境の旅-ハヤカワ文庫nf.pdf
女ひとり中国辺境の旅 (ハヤカワ文庫NF)を読んだ後、読者のコメントの下に見つけるでしょう。 参考までにご検討ください。
３０代のイギリス女性が一人で中国のあまり知られていない地域を旅した旅行記。まず、危険もあろうし言語もあまり話せない地域を徒手空拳で旅した著者の根性に驚かされます。私みたいな男でもちょっとビビる旅だとおもうのでいい度胸しているなぁ、と思いました。そして、舞台になっている中国の諸地域ですが、風景は美しく、住んでいる人たちもいい人が多いらしく、著者も旅していて楽しそうに見えるのが羨ましいです。こういう旅行なら自分でもしてみたい、と読者に思わせるので、この旅行記も成功していると思います。まぁ現実には働いていたり、金がなかったりでこういうバックパッカーになるのは無理の方も多いでしょうし、私も金もないしこの著者のような勇気もないのでこういう紀行書で満足しないとなりませんが、そういう人に書斎で旅した気分に浸れる面白い紀行書でした。実際に自分でも旅したくなる旅行記。是非ご一読を。
0コメント