近代日本の夜明け 明治時代 1 (学習漫画 日本の歴史 13)
07/06/2020 05:43:55, 本, 笠原 一男
によって 笠原 一男
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内容(「BOOK」データベースより)この巻では近代日本の夜明けのころをあつかっています。日本近代化のリーダーたちは、どのようにして日本の近代化に成功したかを考えてみます。
近代日本の夜明け 明治時代 1 (学習漫画 日本の歴史 13)を読んだ後、読者のコメントの下に見つけるでしょう。 参考までにご検討ください。
ペリー来航で鎖国体制は終わりを告げる。諸外国の圧力に国内は紛糾。開国と攘夷とに分かれて争う。幕府は皇室に政治に口を出せたことが致命傷。天皇と公家が数百年ぶりに政権を奪い返そうとする。実に後醍醐天皇が親政を頓挫させてから500年の年月が経過していた。それからずっと武家政権だったのである。しかし、内乱に陥った国内では多くの日本人の命が失われた。諸外国と戦うことなく自国の内乱で同じ日本人の命が失われていく皮肉。しかし、戦国時代以来の動乱の時代への突入は多くの人材を世に送り出すことに繋がった。明治維新で近代国家へと生まれ変わったはずの日本だが、政府は薩長藩閥政治に染め上げられ、国民の暮らしは苦しかった。近代国家へと生まれ変わるためには「憲法」と「議会」の設置が絶対条件だった。が、維新からしばらくはそれが実行されず、要求する者が却って政府に弾圧されたりもした。不平を持つ旧武士階級の反乱も相次ぎ、政府は武力で弾圧した。幕末の活躍で新政府の役人となったかつての志士たちも活躍できたのは十数年。多くは暗殺されたり敗死したり、病死して夢半ばで斃れた。やがて日本は欧米諸国との植民地獲得競争の波に飲まれ、朝鮮半島・中国へと進出していくことになる。日本の海外への進出は遠く朝鮮出兵まで遡らねばならない。まさに「食い合いの時代」へと世界的に突入していこうとしていたのだ。
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