魔王学院の不適合者4〈上〉~史上最強の魔王の始祖、転生して子孫たちの学校へ通う~ (電撃文庫)
10/01/2020 20:55:13, 本, 秋
によって 秋
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偽りの魔王が画策した魔族と人間の戦争を阻止したアノス。しかし突如として魔王の再臨と絶命を見せ付けられたディルヘイドは、未だ混乱の渦中にあった。 その機を見据えたように《魔王学院》に現れた新任の教師。その正体は二千年前、神話の時代よりアノスと敵対する神族のひと柱、天父神ノウスガリアだった。「神の知恵を授けよう。暴虐の魔王アノス・ヴォルディゴード。君を滅ぼす新たなる神の子は――この学院にいる」 神すら滅ぼすアノスを世界から排除せんと、神話の戦いが今、再び幕を上げる!! 暴虐の魔王があらゆる理不尽を粉砕する痛快ノベル――第四章《大精霊編》!!
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前巻までで話の大筋は終わったかと思えば、新たな「神」や「精霊」の物語。これがどうして、面白い。主人公がべらぼうに強いハリーポッターを読んでいるようで、より一層ファンタジー感の掘り下げというか雰囲気形成がなされたという印象。精霊は気ままに過ごしていて、どこかおどけた存在。でも自分たちの伝承に忠実に、まっすぐに生きている。今巻はそんな純粋な存在が身近に息づいた世界で物語が進んでいくので、読んでいてワクワクする。学び舎での精霊勉学は今までにないほど平和に、そしてファンタジーな世界観で話は進んでいく。もちろんいつものカタルシスはバッチリ存在している。そのまま気づけば終盤へ。最後は怒涛の展開に。気になる存在リィナの謎。健在なアノス節。いつものメンツもバランスよく物語に華を添える。とても気になる展開で引きとなる今巻。前巻まで楽しめた人なら間違いなく楽しめる。物語はまだまだ終わっていない、それどころかより一層本番になっている印象。ファンであれば是非引き続き読んで欲しい。
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