ヘッジファンド―投資家たちの野望と興亡〈1〉
09/13/2020 05:21:46, 本, セバスチャン マラビー
によって セバスチャン マラビー
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内容(「BOOK」データベースより) 悪の拝金者集団か?市場の機能不全をただすリスク管理の達人たちか?世界経済を動かす謎多き組織を徹底取材。その誕生から現在までを生き生きと描く、小説より面白い実録ヘッジファンド通史。ジェラルド・ローブ賞受賞作。 著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より) マラビー,セバスチャン ジャーナリスト。オックスフォード大学で近現代史を学んだのち、英国『エコノミスト』誌の記者となる。南アフリカ共和国のアパルトヘイト撤廃時の取材、日本特派員、ワシントン支局長等を歴任。その後、米国『ワシントン・ポスト』紙の編集委員に。現在は『ニューヨーク・タイムズ』『フィナンシャル・タイムズ』紙等に寄稿しながら、外交誌『フォーリン・アフェアーズ』の発行元として知られる米国の非営利団体・外交問題評議会の上席研究員も務める 三木/俊哉 企業勤務を経て、翻訳者(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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ヘッジファンド―投資家たちの野望と興亡〈1〉を読んだ後、読者のコメントの下に見つけるでしょう。 参考までにご検討ください。
ヘッジファンドの始祖はソロスだと思っていたが、本書によるとそうでは無いようだ。史上初のヘッジファンドであるウインスロー・ジョーンズから始まり、日本売り宣言で知られるアインホーンに至るヘッジファンド達の生き様を追ったノンフィクション。上下二巻の上巻の様だ。各章原則として一人ずつについて時系列に取り上げている様だが、ソロスの様な大物や息の長い者は複数の章に登場する。中身は読んでのお楽しみということにしておきたいが、興味深いのは効率的市場仮説でノーベル経済学賞を受賞したサミュエルソンがヘッジファンドに出資していたと暴露されている点だ。市場は全ての情報を知っているとしてノーベル賞を取った当の本人がヘッジファンドに投資していた事実を、我々は如何に考えれば良いのだろうか?その答えの一部は、本書にあると思われる。
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