定量的構造活性相関: Hansch法の基礎と応用
08/22/2020 07:38:40, 本, C. ハンシュ
によって C. ハンシュ
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内容紹介 定量的構造活性相関における最も重要な手法であるハンシュ法の基礎と応用について、そのすべてを解説。特にその中心をなす分配係数の考え方は、現在、医薬品化学、毒物学、環境化学などの分野で広く用いられ、本書では、薬物代謝、抗腫瘍薬、中枢神経系作用薬、抗微生物薬、除草剤、殺虫剤などへの応用が取り上げられている。 内容(「BOOK」データベースより) 初心者でも容易に理解でき、かつ適用範囲が広いのが特徴である。基礎編では、Hansch法で使われる置換基定数のうち、σ定数、立体定数および分配係数などについて説明され、特に分配係数に関しては、フラグメント法による計算の概要も詳しく解説されている。また、応用編では、酵素‐リガンド相互作用、薬物代謝、抗腫瘍薬、中枢神経系作用薬、抗微生物薬、農薬(除草剤、殺虫剤)などへのQSARの応用が取り上げられている。 著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より) ハンシュ,C. H.G.Linwallの下で研究に従事し、合成有機化学の分野で1944年、ニューヨーク大学よりPh.D.の学位を得た。イリノイ大学のH.R.Snyderの研究室に博士研究員として在籍したのち、デュポン社に入社した。次に、シカゴ大学とリッチランド(ワシントン州)でのマンハッタン計画、さらにウィルミントン(デラウェア州)の試験場でのマンハッタン計画に参画した。1946年、ポモナ大学化学科に迎えられ、二度の休暇年度をチューリッヒのVladimir Prelogの研究室とミュンヘンのRolf Huisgenの研究室で過ごした時期を除き、ポモナ大学を研究・教育活動の拠点とした レオ,A. 1925年にイリノイ州ウィンフィールドで生まれ、南カルフォルニアで教育を受けた。2年間をアメリカ陸軍幼年学校で過ごし、1944~1945年、欧州戦線(ETO)で兵役についた。1948年、ポモナ大学から化学の学士号を得た(Phi Beta Kappa,Magna Cum Laude)。さらに、シカゴ大学で物理有機化学の修士号と博士号を取得し、Frank Westheimerの下で反応速度論を学んだ。食品化学の研究開発に15年間従事したのち、ポモナ大学へ戻り、前任のCorwin Hansch教授の指導の下、MedChemプロジェクトを立ち上げ指揮を執った。1980年、Sigma Xiから優秀科学賞を贈られ、1981年のゴードン会議では「生物学におけるQSAR」分科会の議長を務めた 江崎/俊之 1970年京都大学薬学部卒業。1975年京都大学大学院薬学研究科博士課程修了。現在、江崎ゴム(株)医薬研究室室長。科学技術振興機構(JST)永年協力抄録員((株)住化技術情報センター所属)。専攻、理論医薬化学。米国化学会会員(医薬品部会)、薬学博士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 続きを見る
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