発達支援実践塾:開けばわかる発達方程式 pdf無料ダウンロード

発達支援実践塾:開けばわかる発達方程式

08/10/2020 22:22:11, , 木村順

によって 木村順
4 5つ星のうち 3 人の読者
ファイルサイズ : 26.02 MB
内容紹介 記憶に残る「呼びかけタイトル」と身体に染み込む「発達方程式」で実践力をアップ! 内容(「BOOK」データベースより) 「子どもを捉える眼」を磨く=感覚と運動の高次化理論×感覚統合理論。実践力アップ=記憶に残る「呼びかけタイトル」+身体に染み込む「発達方程式」。 商品の説明をすべて表示する
発達支援実践塾:開けばわかる発達方程式を読んだ後、読者のコメントの下に見つけるでしょう。 参考までにご検討ください。
宇佐川浩先生の発達障害臨床研究会で学んだ方々が、事例から学ぶという基本に忠実に世の実践家に向けた書である。わかる人にはわかる・・・と言っていいのか、ベースになる理論は感覚と運動の高次化理論である。事例重視であるが、個別の事例に対応するのみでなく、背景となる感覚と運動の高次化理論にしっかりと則して応用可能な記述になっている。また、感覚と運動の高次化理論について非常にわかりやすく書かれており、この理論の導入としても適した書である。基礎的な感覚である前庭覚や触覚からより高度で複雑な感覚や認知への道筋は、類書にないわかりやすさで説明されているように思った。ただ、実践塾という題名の通り、実践家を対象とした書であり、決して初学者向けの入門書とは言えない。療育や特別支援教育の現場にいる人間が日々対応している子供達の姿を浮かべながら読み進むと腑に落ちるところもあり、納得するところもあり、実践力の向上にも感覚と運動の高次化理論への理解を深めることにもつながる。特に問題行動とされる行動の背景を探り、仮説を立て、実践を積み重ねることにより子供達の発達を支援していくと言う姿勢は障害のある子供達に携わる人間には必須の姿勢であり、とても勉強になるものであった。障害のある子供達の教育や支援に関わり、少し周りが見えてきたり、これからすべきことが見えにくくなった時期にこの書を読むと新しい視界が開けるのではないだろうか。

0コメント

  • 1000 / 1000